
基本的には「京の観光に「音」を加えることを提案」するための本。まだ京都を懐かしむ気分にはなれないので、全部読む気にはならんけど面白いなあ。
寺社仏閣、自然、市電等々の音なので、音がなくても「京都らしい=観光資源」とされてきたものたちばっかではないか、と思ったけど、そうだとしても、実際に「京都らしい=観光資源」に「音」の側面を付加しようという提案がなされているというのは、すごいと思う。隔世の感がある。
音を聴くだけでそれが何の音かが分かる、という事例はないけど、京の音の「重層性」は感じるので、僕は、これはCDを聴くほうが面白かった。
寺社仏閣、自然、市電等々の音と、車の騒音だとか「都会的な音」との対比を音だけで可能なら面白いけど、そんなもの商売にはならんのか。
どう紹介しよう。
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