
かつて王子様たろうとしていたオザケンの音楽、というよりも、渋谷穀のピアノと川端民生のベースの音楽、に聞こえる。誰がどの程度音作りの主導権を握っていたのか、とか、知らないけど。
なので、「その後のオザケン」は、ロディ・フレイムを、ほぼヴォーカリストとして扱ってしまった坂本龍一プロデュースのAztec Camera - Dreamlandになぞらえると分かりやすい気がする(で、僕は大好きだけど、昔からの坂本龍一ファンには評判が悪いだろう坂本龍一 - Sweet Revengeで、ロディ・フレイムは完全にヴォーカリストとして扱われる。)。これは、フリッパーズも大好きだったらしいところのラフ・トレード時代の(?実はよく知らないけど)Aztec Camera - High Land, High Rain(ちなみに、たぶん、これが、僕が初めて手に入れた輸入盤)のことをあまり気にしなくても、とても良いアルバムだと思うので。オザケンほど、ものすごく変化しているという感触はないと思うし、強引に言えば、どっちもネオアコAOR(もちろんこんな言い方はない)みたいなもんだと思うけど。
なので、これは、「王子様としてのオザケン」のことを考えなければ、良いアルバムだと思う。特にソースが特定できない程度にこなれた音楽だし(僕の耳が悪くて、ソースを同定する根気がない、という可能性はかなり高いと思うけど)(ひろく、ジャズ歌謡、といってしまっても良いけど、これでは何も言ってないのと同じだ)、アレンジも細かい。
アイドルじゃなくなったらあーちすととか本物のミュージシャンになるわけではないと思うけど、過去のイメージを消去して生きていくことなんか出来ないので、大変だろうなあ。
「コミュニケーションの齟齬」って、大したことを考えてるわけじゃなくて、オザケンのセルフ・イメージの変化(の存在)を肯定する / しない、くらいの話なのだけど、もうちょっと考えてみようかな、と思いました。「以前のオザケン」と「以後のオザケン」の間に、共通性を見出す / 見出さない とか 「以前 / 以後のオザケン」に対するイメージの変化を肯定する / しない、とか、フリッパーズのことも考慮に入れる / 入れない、とか。
来週の月曜以降に届くデスクトップを、ワイヤレス・ランが使えるようにしておかないといけなかったことをすっかり忘れていた。
しばらくは、長い有線ランを使うこと。ボードがどんな風に余っているか、ちゃんと把握してないし。USBのほうが手軽なのかもしれないけど、値段を把握してない。ラップトップ用のカードなら何枚か余ってるので、なんなら、ラップトップ用のカードをさせるようにした方が(何かにとっては)良いのかもしれない。
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大阪近辺なら前なおくんが行くそうです。ドイツ語も大丈夫らしい。やつは本気です。
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