Sunday, February 11, 2007

アメリカの友人

アメリカの友人
『太陽がいっぱい』の続編のようなもので、絵画の贋作物の原作を翻案したものらしく、ヴェンダースがアメリカにいくきっかけとなったヒット作らしく、登場人物は完全犯罪をもくらんでいたらしく、はじめ気づかなかったけど、アメリカの友人とは、あの贋作を作る画家ではなく、額縁作りの友人でカナダに行ってしまったやつのことでもなく、むしろデニス・ホッパーのことだったらしい。
「物語の筋」を追うのが大変だった(「物語の筋がない物語」ではなく、説明的描写がものすごく省略されてるから)(モニタで見ると暗い場面はなかなか見えないし)。サスペンスだったらしい。
これは「友人」の映画だったんだろか?無理なはじまり方をした友人関係は続かない、とか、教訓的な内容ではないと思う。
誰も幸せにならない映画だったけど、面白かった。最後のほうの場面の浜辺のデニス・ホッパーとか。
なんとも片付けようがないからけっこう長いこと頭の隅に留まってるか、それか忘れてしまうんだろなあ、と思いました。

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