Saturday, September 16, 2006

Hip Hop Legends

ヒップホップ・レジェンド

授業に使えそうな部分
:DJのテクニック等の説明は皆無なので、hip hop is a culture.ということを言うために使うこと。
:4:10あたりの「hip hop is a way of life.」というフレーズを出して、70年代のブロンクスの説明をして、13:50あたりの「disco」との違いの説明を見せて、35:28あたりのhip hop's official birthdayの話をして、Afrika Bambaata and the Zulu Nationの11/12/1973の話をする、とか。
:1:04:25のafrofuturismの話は、かなり脱線できる。


○DVDの概観
Scratch by Doug Prayとは違って、DJではなくMCよりの視線からhip hop cultureについて、その先駆者たちのインタヴュー中心に、hip hopについて「現在の商業化されてしまったrapとは異なる文化」として描こうとしている。
45 * 2(legendsとevolution)で、90分くらいのもので、Afrika Bambaata(Bamと言うらしい)が中心のhip hop史。
銃と金と女だけが出てくる「現在のラップ云々」を批判したい割には男ばっか。所有物としての女性を、良く扱うか悪く扱うかの違いだけで、所有物としてしか見てないんじゃないか、と思ったりもするのであったが、まだ考えるまい。
Bamのおかげで、70年代ブロンクスのghettoは、愛と平和に包まれた神の家として生まれ変わったのであった。
Rock Itの話が皆無だった。グラミー賞は嫌いか。

○歴史としてのhip hop
hip hop is a way of life(このフレーズが頻出していた。4:10とか。あと、artistic cultural, musical, visual expression of peopleとか。)で、hip hop's official birthdayは、Afrika BambaataがZulu Nationを設立した11/12/1973らしい(35:28)。へー。
11月12日は、野外パーティー(Block Partyと言うらしい:15:16)から屋内パーティーに移行する日でもあって、11月はhip hopの誕生月だってことは、エスパーダ上院議員の提案によって上院議院で承認されているし、NY州ではNov. is a historical culture monthらしい。びっくりした。

○hip hopの起源
70年代のブロンクス(平均年収が5000$くらいだったらしく、州平均の半分だったらしい。)を覆っていたdrag and violenceへのpositiveな解決策としてhip hop cultureが出てきたらしい。

hip hopにおける音楽の直接的な起源は、DJ Cool Hercという人らしく、ジャマイカ出身なので、レゲエとの関連は大事らしい(10:20-)。
この人の(ブロンクスへの)登場以後、MCが台頭し、DJとかMCという言葉も出てきて、DJ Grandmaster FlashとかMelle Mel and Furious Fiveとかも出てきたらしい。

「disco」との違い(13:50-):「当時」はディスコが人気だったけど、ディスコはブルックリンで育った人間にとってはhigh classのhigh soundだったから、we did the best we could.らしい。つまり、年収とかから考えれば、Saturday Night Feverの世界より「下」の層から出てきた、ということらしい。

○hip hopの成長
18:25
B-Boyの登場、バトルの開始:誰のラップ、グラフィティ、ダンスが良いか、とか。→そして暴力はなくなり「文化」になったらしい。

22:54
breakdancing
ダンサーは、B-Boy(マスコミが使い始めたらしい), Breaking, Boogie-Boyとか呼ばれてたらしい。
dance is a relaxation, etc. (24:10): 怒りとかネガティヴな諸々を静めるものだったらしい。

25:10
別のチームと問題があれば、ダンスで解決したらしい。

25:29
MC Battling: ハーレムにあるリンカーン・センター(とやらがあるらしい)でやってたらしい。

27:12
バトルの起源
「Busy Beeとクール・モー・ディー」とやらのバトルが有名らしい。
でも、本当は「マリオとミスター・ビッグス」とやらのバトルが最初らしい。
最初は、悪口(お前の母ちゃんはでぶだ、とか)の言い合いだったらしい。

28:20
1977以降、DJバトルも有名になったらしい。

29:45
ラブバグ・ストラフスキーという人が「hip hop」という言葉を使い始め、Bamが、その名称を採用したらしい。
(34:20 それまでB-Bopと呼んだりしていたらしく、つまり、Zulu Nationの登場は、そうした動きに名前を与え、一つにまとめた、というところにあるらしい。)

○Iのまとめ
37:30
Afrika Bambaata and the Zulu nation, 'Planet Rock'
Bamの教えてくれたhip hopのおかげで、N.Y.は、愛と平和に満ち溢れたhome of Godになったらしい。


○80年代以降、全米(=世界)に拡大したhip hop
54:00
80年代の主役は、DJじゃなく、MCらしい。
「DATを使えばDJはいらない」から。

55:00
hip hopの暴力的な側面について、hardcore rapとか

○hip hopとお金について
58:33
hip hopの目的は、お金じゃなくて、positive way of lifeらしい。

58:45
hip hop cultureとbusinessとの結びつきについて
ヒップホップは、お金を生むラップになった、というお話。

hip hopは「音楽だけ」ではなくて(hip hopは、graffitti, breakdance, DJ, MC)、「音楽だけという印象」があるのは、rap musicがパッケージ化されて商業化されたから、という認識らしい。

1:02:00
当初はmore creativeだったらしい。


○afrofuturism
1:04:25
BAMは、クラフトワークやYMOを見てelectro popじゃなくてelectro funkと名づけて、黒人で最初にelectro funkを作ったのは俺達だ、と言ってるけど、Bamの定義に従えば、Sun Raの方が早いと思う。


30:23
Afrika Bambaata and the Zulu Nationのメンバーは、現在、二十カ国に10,000人いるらしい。
☆31:20 「喜びを与えるために異星から来た」とBamが自分で言っているので(使命が終われば星に帰るらしい)、かなり明確にAfrofuturismな構造らしい。

33:00
I bacame the grandfather of hip hop. by Bam


○その他
16:22-16:46
Grand Master Caz 'MC's Delight'

1:02:50
ラップは、今、思春期らしい。

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